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日本と海外の看護師の現状


日本と海外の看護師の現状

「看護師」と言っても、日本と海外ではその役割や立場が異なります。

日本の看護師は、医師の診療の補助や患者さんの日常生活の援助が主な業務内容ですが、世界各国の看護師と日本の看護師は、どう違うのでしょう。

まずは、アメリカから見てみましょう。

アメリカには、日本の正看護師にあたるRegistered Nurse(登録看護師)の上に、さらにNPという資格があります。

NPとは、Nurse Practitioner(ナース・プラクティショナー)の略で、大学院の修士課程3年間を修了すると、NPの受験資格を得ることができます。

NPは、医師と看護師の中間職と位置づけられていて、医師と同じような問診や検診を行うことができ、処方や投薬も行います。

さらにNPは、なんと病院を開業できるんです。

日本では看護職の一つである助産師が助産院を開業できますが、あくまで「助産院」であり、病院ではありません。

日本でも指定された大学院の修士課程を修了すると、専門看護師の資格を得ることができますが、専門看護師はあくまで日本看護協会が認定した資格であり、国家資格ではありません。

さらに、処方も投薬もできません。アメリカのNPのほうが、できる業務は幅広いと言えるでしょう。

NPだけではなくアメリカの看護師は、日本の看護師よりも「専門職」という意識が強く、医師の下で働くというよりは、医師と対等である医療職者という位置づけになっています。

次に、フィリピンの看護師について見てみましょう。

フィリピンの看護師は、大学の看護学部を卒業する必要があり、アメリカの看護教育を採用しているため、かなりレベルが高いと言えるでしょう。

また、離島や農村部では医師の代わりに地域住民の健康管理をしなければならないため、縫合や処方、投薬も行います。

フィリピンの看護師事情は複雑です。

日本でもフィリピン人看護師の受け入れが始まっていますが、フィリピンの看護師は海外で働く人が多いんです。

フィリピン国内よりも海外の先進国で働いたほうが賃金も良いですし、労働環境も良いので、海外で働くことを目指す看護師は年々増えています。

そのため、フィリピン国内では看護師不足と共に、看護師の質も低下するという問題が起こっています。

日本の看護師のように医師の補助や日常生活援助だけを行うのが良いのか、アメリカのNPやフィリピンの看護師のように投薬も行えるほうが良いのかは、一概には言えません。

海外の看護師の良いところは積極的に取り入れつつ、日本に合ったものに変えていくのが一番良いのかもしれませんね。

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