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ナースキャップ廃止の理由


ナースキャップ廃止の理由

看護師のシンボルでもあったナースキャップですが、約10年前から見かける機会が徐々に減ってきたと思いませんか?

ナースキャップは、白衣の天使の象徴的存在でしたが、現在はナースキャップを廃止している病院がほとんどです。

ナースキャップが廃止になった理由として、不潔であることが挙げられます。

看護師のユニフォームは、毎日交換していますが、ナースキャップは毎日交換はしないんです。

そして、あの独特の形状ですが、あの形状を保つためにはガチガチに糊で固めなくてはいけません。

その糊が、細菌やウイルスの温床になっているという調査結果が出たんです。

しかも、その細菌はMRSAや緑膿菌といった院内感染で問題になる菌であることが多く、不潔なナースキャップをかぶって歩いていると、院内感染を広めていることにもなり兼ねません。

医療職者である看護師が、院内感染の温床となっているなんて、大問題ですよね。

もう一つの廃止理由として、ナースキャップが作業の邪魔になるという理由があります。

病室は狭く、大部屋も個室もベッド周辺のスペースは、かなり限られています。

その限られたスペースの中に、点滴台が置かれていたり、人工呼吸器等の医療機器が置かれています。

狭い中で作業していると、気づかないうちにナースキャップが点滴や医療機器に触れてしまい、点滴の滴下速度が変わってしまったり、患者さんの命をつなぐ重要な医療機器の設定が変わってしまうこともあるんです。

作業の邪魔になるだけではなく、患者さんにも被害を及ぼしてしまう可能性もあるんですね。

以前は、ほとんどの看護学校で行われていた戴帽式も、現在では廃止されているところが多いそうです。

あの戴帽式の厳粛な雰囲気に憧れて、看護師を志し、看護学校に入学した人にとては、残念なことかもしれません。

元々ナースキャップの存在意義は、「看護師であることの象徴」でした。

髪の毛全体を覆うわけではなく、ただ頭の上に載せているナースキャップが、「不潔」・「作業の邪魔」になるなら廃止されるのは、当然の事と言えるでしょう。

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