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看護師の現状と問題点


看護師の現状と問題点

現在、看護師を取り巻く状況には、2つの問題があります。

看護師不足と准看護師制度です。

看護師不足は深刻で、2013年は需要に対し42000人の看護師が不足するとのデータが、厚生労働省から出ています。

高齢者の増加や2006年から導入された7対1の入院基本料制度により、看護師は不足しているにも関わらず、需要はますます高まるばかりです。


看護師が不足していると、現場で働く看護師に負担がかかって、離職率が高くなり、さらに看護師が不足していくという悪循環に陥りますので、行政や雇用する病院は、看護師不足対策に乗り出しています。

具体的には、新人看護師の離職率を低下させること、潜在看護師を復職させる取り組みなどの対策が行われています。

新人看護師のうち約10%が、入職後1年未満で辞めてしまうそうです。

国家試験合格者数が約45000〜50000人ですから、4500人以上の新人看護師が辞めてしまう計算です。

新人看護師の離職率の低下のために、プリセプター制度を取り入れることはもちろんですが、新人看護師が仕事上の悩みを相談できる部署を設けたり、教育制度を充実させる等の対策が多くの病院で行われています。


潜在看護師の復職については、行政が看護協会と連携して、ナースバンク等で転職を支援したり、復職支援のための研修を開催したりしています。

復職支援の研修は、最近は病院だけでなく看護協会主催のもの、地方自治体が主催のものなど色々なところで行われていて、たくさんの復職希望の看護師が参加しています。

上記のような看護師不足対策が行われていますが、残念ながら著しい結果はまだ出ておらず、看護師不足の問題はなかなか解消されません。


次に准看護師制度の問題についてですが、昨今の医療は高度化や専門化が進み、看護師も同様に質の高い専門的な看護知識や技術が求められています。

その流れを受けて、看護師の教育課程は従来は3年間の教育が主流でしたが、大学での4年間の教育が望ましいとされるようになり、看護学部の新設が進んでいます。

このような流れ中で、2年間の教育課程である准看護師制度は廃止すべきという意見が出てきていて、准看護師の養成学校は減少傾向にあり、将来的に廃止される可能性も十分にあります。

しかし、医師会の強い反対や現在働いている准看護師はどのような扱いになるのか等の問題があり、具体的な方向性は決まっていません。

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